『ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女~』

原題『A GIRL WALKS HOME ALONE AT NIGHT』
評価:★★★と2/3(B級より上お勧め未満)
ジャンル:ラブ・かなり緩めのホラー・少しコメディー
2014年、アメリカ
日本劇場公開:2015/9/19(土)
上映時間:101分
年齢制限:PG12
 
監督『アナ・リリ・アミリプール』
出演
『シェイラ・ヴァント』ヴァンパイア少女
『アラシュ・マランディ』アラシュ
 
【解説】
原作小説が有るそうで、アメリカでは出版されたそうです。映画パンフレットによると、どうやら映画で描かれているのは原作小説のほんの一部みたいらしいので、出来れば原作小説を読んで物語の全体像を把握したい所ですが、日本語しか読めませんので、映画パンフレットを一通り読んでから映画を鑑賞しました。映画の中では細かな説明は無いので鑑賞の事前に人物像とか舞台背景を頭に入れておいた方が良い気がします。


【ストーリー】
バッドシティでは、気まぐれな闇の仕置人みたいな立ち位置のヴァンパイア少女と、青年アラシュの不思議な恋物語


【感想】
今まで見た事も無い不思議な映画でした。原作小説を読まないと映画の魅力を全て引き出せないでしょうねコレは…


白黒映画でセリフがかなり少なく、サイレント映画風でよく分からない部分も多々有りますが、その分視聴者の想像力によっていかようにも解釈出来てしまう魅力が有るとも言えます。


この映画には猫ちゃんが1匹出て来て、映画に神秘的な魅力を付け加えてくれています。しかも…


音楽にも力を入れているそうでこちらも魅力的でした。


シリアスな内容なんですが、何故か笑える箇所が幾つか有るんですよね。監督の意図する所は何なのか、何回も観ないと分かりませんね~


【その他】
イランを舞台といているそうですが、諸事情により撮影はアメリカだそうです。イランを舞台としたヴァンパイア映画としては史上初でも有るそうです。


2015/9/27(日)


DVD