『霊幻道士』

原題 『殭屍道長Ⅱ』
英題 『Vampire Expert Ⅱ』
1996年、香港

ジャンル:TVドラマ、アクション・ホラー

 

【日本版について】
本ドラマは『霊幻道士 キョンシー・マスター』の続編で、オリジナルは全50話有るそうですが、日本版では其の内の1〜18話を再編集し、全5巻にまとめているそうです。

 

監督 『カン・シンハイ』
アクション監督 『ユエン・ブン』


シリーズ共通の出演者
ラム・チェンイン』 モウ・シウフォン役/道士
『マン・ホイ』 ホイ役/モウの弟子
『ラム・マンロン』 チョー役/モウの弟子
『マニー・マン』 サウ役/道士の美少女弟子

『ワン・ティンチウ』 ソン(ジーロン)役/警察隊長

『キョン・ヒウマン』 サンユン役/ソンの副官

『ション・ティンオー』 ムイ姐さん役/2人組の盗賊黒薔薇のボス

『?』 レン役/女性記者


DVD コンプリートBOX(続編も収録)

DVD-BOX



第1巻

【その他キャスト】

『シウ・パァラム』 ハーマイ役/ムイの弟分

 

【ストーリー】
西太后の宝を嗅ぎつけ、軍と盗賊黒薔薇が村にやって来た。軍は不発弾処理と偽り村の人々を利用し、まんまと埋葬品の宝を持って行ってしまう。止むを得ず、手を貸す事に成ったモウ道士は、西太后達がキョンシー化しないよう、墓を封印したのだが、後から来た盗賊黒薔薇が、そうとは知らず封印を解いてしまう。

その為、西太后達はキョンシーとして蘇り、宝を奪い返そうと、手当たり次第に村を襲撃するのだった。

 

【登場する妖怪達】
西太后キョンシーと、配下のキョンシー部隊

 

【解説・感想】
物語の導入部なんで、盛り上がるのはこれからって所で、次回に続く。と成ります。
西太后の墓だけ有って内部が広く、最深部に到達するまでに幾つかのトラップを避けて行くのですが、その辺りが第1巻の見所です。その為、アドベンチャー要素が強く、余り怖くは無かったです。

 

 

(2013年4月12日、金曜日)


第2巻

【ストーリーの進展】
大きな変化を期待して観てましたが、特に大きな進展は無く、主にキョンシー部隊とモウ道士等との攻防戦です。

 

【登場する妖怪達】
西太后キョンシーと、配下のキョンシー部隊と、得体の知れない西太后のしもべ。

 

【感想】
主にキョンシー部隊とモウ道士等の攻防戦がたんたんと続くだけなので、変化が欲しかったです。でも、終盤に成って西太后自ら墓から出陣して来たので、次回こそ期待したいです。

 

 

(2013年4月13日、土曜日)


第3巻

【その他キャスト】

『?』 ロイ役/モウの兄弟子

 

【ストーリーの進展】
西太后の話が終了し、今度は、モウの兄弟子が登場するのだが、何だか怪しい。何か企んでいそう。

 

【登場する妖怪達】
西太后キョンシーと、配下のキョンシー部隊と魔人(ランプの精)

 

【感想】
日本向けに編集して短くしているせいか、今まででのシリーズと比べると物足りないです。もう少し物語にメリハリが欲しいです。

 

 

(2013年4月16日、火曜日)


第4巻

【ストーリーの進展】
村中の玄関に赤い手形が押される事件が発生し、デモンズの仕業と見抜いたモウが、兄弟子ロイ等と退治する。

 

その後、またしても奇妙な事件が発生するのだが、なんと今度は弟子のチョーが容疑者に成ってしまう。何者かが暗躍し、村を存亡の危機に陥れようとしているらしい。と同時にモウ等にも物語最大の危機が…

 

【登場する妖怪達】
デモンズ、赤鬼(何故か名古屋弁)、吸血妖術使い(首と胴体が分離します)

 

【感想】
前半部分はあまり良いとは言えませんが、後半部分は打って変わりハラハラドキドキです。次回チョーがどうなるのか心配です。

 

赤鬼の変な名古屋弁と、モウのオヤジギャグがチョーっと笑えます。

 

【その他】
今回は、霊幻道士シリーズにしては珍しくキョンシーが登場しません。

 

 

(2013年4月17日、水曜日)


第5巻

【ストーリーの進展】
遂に兄弟子ロイが本性を現し、村が全滅の危機に!

弟子のホイは捕まり、モウは力を奪われ、弟子のチョーには処刑が待っている。
絶体絶命のピンチ(゚o゚;;

 

【登場する妖怪達】
鬼達、吸血妖術使い(首と胴体が分離します)、魔人(ランプの精)

 

【感想】
師弟愛が沢山感じられます。泣けてきました。

 

【その他】
今回も、霊幻道士シリーズにしては珍しくキョンシーが登場しません。

 

吸血妖術使いとは?(ネタバレ)】

兄弟子ロイは南洋で道術を学んだのだが、彼は邪な心の持ち主の為、邪悪な術を多く学んだらしい。その為、もはや彼の繰り出す技は道術などではなく、妖術と化している。正確には悪道士と表記すべきでしょうが、妖術使いと表記した方がピッタリなので、あえてそう表記しました。ドラマ内では邪術と翻訳されています。

 

そんな邪な術を使って首だけ飛んで行き、夜な夜な羊の血を吸い妖気を蓄えている訳でして、かなり不気味です。姿形は人間ですが、中身は既に妖怪と化しております。

 

 

(2013年4月19日、金曜日)



『霊幻道士/幽女編』

原題 『殭屍道長Ⅱ』
英題 『Vampire Expert Ⅱ』
1996年、香港

ジャンル:TVドラマ、アクション・ホラー・ラブ

 

【メインのスタッフ&キャスト】

本ドラマは上記の『霊幻道士』の続編なので、変更は有りません。以降に続く、完結編/邪教編/魔神編も同様。

 

【新たなキャスト】
『クリスティ・ヨン』 インイン役/蛾の美人3姉妹妖怪の長女

『ホワァン・パオシン』 ソウソウ役/蛾の美人3姉妹妖怪の次女


DVD(上下巻)



上巻

【ストーリー】
人の生気を吸って生きている蛾の妖怪達がいた。彼女達美人3姉妹は、仙人に成ると言う目的が有るらしく、より強い霊気が集まる村に留まろうとする。

どうやら彼女等は、極力悪人のみを襲う様にしているらしいのだが…

必ずしもそうでは無いような…

 

そんな、膳とも悪とも見分けのつかない美人3姉妹の長女インインは、その村の警察隊長ソンに一目惚れをしてしまう。

インインは妖怪で、しかも、なにか得体の知れない陰がある。対するソンは善人である。この禁断の恋は実るのだろうか?

 

一方、モウ道士一門では、先の戦いで父を亡くしたサウが、モウの門下生として人生をやり直す事と成るのだが、こちらでももう一つ、二つ?のラブストーリーが展開される。

 

【登場する妖怪達】
蛾の美人3姉妹妖怪、僅かにキョンシー

 

【感想】
シリーズ初の本格ラブストーリーに結構ドキドキしました。
今回は描かれていませんが、盗賊黒薔薇のムイは、モウの事が好きみたいだし、今後の展開が凄く気になります。

 

【その他】
ヒロイン役は蛾の妖怪なので、サブタイトルの幽女編は表現が違うと思いますが、まあその辺はラブストーリーなんで、それに相応しいタイトルにしたんでしょうね。
霊幻道士版チャイニーズ・ゴースト・ストーリーだそうです。

禁断の恋と成ると、やはりロミオとジュリエットなんですね。サウが読んでました。こっちも元敵どうしだからなぁ。

 

 

(2013年4月20日、土曜日)


下巻

【ストーリーの進展】
もうラブラブです。
でも…

 

【登場する妖怪達】
蛾の美人3姉妹妖怪

 

【感想】
悲しいな~もう(T_T)

 

 

(2013年4月21日、日曜日)



『霊幻道士/完結編』

サブタイトルが完結編と成ってますが、時間軸では幽女編と、邪教編の間の物語です。
1996年、香港

 

ジャンル:TVドラマ、アクション・ホラー

 

【新たなキャスト】
『ウー・テンハイ』 シュウロン役/旅の劇団のトップスター

『ロン・グンティン』 ガントン役/シュウロンの同僚

『ウォン・ウェイ』 ファ役/ガントンの妻


DVD(上下巻)



上巻

【ストーリー】
モウ道士等が住む村に、旅の劇団がやって来たのだが、そこのトップスター「シュウロン」が何者かに殺害されてしまう。彼は成仏出来ずに幽霊と成って現れ、犯人を探そうとする。

 

【登場する妖怪達】
シュウロンの幽霊、劇団員の幽霊、ムイの分裂した魂、その他幽霊達(登場は僅か)

 

【感想】
キョンシーは出て来ませんが、幽霊はそれなりに怖かったです。

 

【その他】
ムイは、前回の幽女編において蛾の妖怪に魂を抜かれ、記憶喪失となり、別人と化している。

 

 

(2013年4月21日、日曜日)


下巻

ジャンル:TVドラマ、アクション・ホラー・コメディ

 

【ストーリーの進展】
キョンシーに犯人探しの協力を求めたりして、最初は犯人を探すだけだったシュウロンの幽霊だが、多くの霊気を吸い続けた為、次第にパワーアップし、悪霊と化していった。

 

そして、当初の目的を大きく逸脱し、関係の無い多勢の村人達にまで危害を加え始める事と成る。

 

【登場する妖怪達】
シュウロンの悪霊、遅延キョンシー&キョンシー達、幽霊達、霊魂達

 

【感想】
シュウロン殺害の犯人が見つかるのですが、裏には男女関係のドロドロとした経緯が有り、観ていて感じの良い物では有りませんでした。全体的におぞましい感じがします。ですが、派手な特殊効果や、久々のコメディやキョンシーが観れたので、満足は出来ました。

 

【解説】
遅延キョンシーとは、千年以上太陽と月の光を浴び続けたキョンシーの事で、吐く息によって相手の動きを鈍らせる特殊能力を身に付けている。

 

【コメディについて】
久々の本格コメディが復活しました。対遅延キョンシー戦において、主要メンバー達の動きがスローモーションになるのですが、このシーンが2回登場し、ザ・ドリフターズのコントを彷彿させてくれます。『だいじょうぶだぁ』のセリフも笑えます。(志村けんが良く使うセリフ)

 

同様のスローモーションシーンが、ユン・ピョウ特別出演の「霊幻道士2/キョンシーの息子たち!」にも有り、まさかこのアイデアが再登場するとは思いもよりませんでした。

 

 

(2013年4月23日、火曜日)



『霊幻道士/邪教編』

1995年、香港

ジャンル:TVドラマ、アクション・ホラー

 

【新たなキャスト】
『リュー・ワンイー』 ローソン役/ハーマイの友達
『ロー・リエ』 リマ役/ラマ教の高僧


DVD(上下巻)



上巻

【ストーリー】
ダライ・ラマが暗殺されてから10年が経ち、モウ道士等が住む村に、ラマ教の僧達がやって来た。


時を同じくして、村の子供達が謎の死を遂げる事件が相次ぐ。どうやら僧達の中に犯人がいるようだが、彼等が村に来た目的はいったいなんなのだろうか?

 

【登場する妖怪達】
無し

 

【感想】
久々にハーマイが登場しますが、今回は彼が主役。彼も僧に追い詰められるのですが、どうなる事やら。しかし、今回は妖怪が出ません。あえて挙げるなら奇妙な鳥(オウム)位でしょうか。内容も理不尽で納得が行きませんが、次回に期待したい所です。

 

 

(2013年4月23日、火曜日)


下巻

ジャンル:TVドラマ、アクション・ホラー・ヒューマン

 

【ストーリーの進展】
ラマ僧等が村に来た真の目的が、次第に明らかと成って行きます。そして、正体を見破られた不穏分子等は、目的達成の為、遂に村人全員をも手にかけようと企てる。

 

【僅かに登場する妖怪達】
地獄の門番、ユニークな地獄の住民(馬と牛の被り物をした2人組)

 

【感想】
いったい誰が味方で敵なのか、後半辺りまで分からず、ヒヤヒヤしながら観てました。上巻はあまりパットしなかった上に、納得のいかなかった部分も有りましたが、下巻では、ストーリーが大きく動き、納得の行く展開だったのでこれでスッキリ。でも今回は別れがある為、何回も泣けて来ます。

 

 

(2013年4月24日、水曜日)



『霊幻道士/魔神編』

1996年、香港

ジャンル:TVドラマ、アクション・ホラー

 

【その他キャスト】

『ロウ・チンハオ』 ウォンザイ役/サウの友人


DVD(上下巻)



上巻

【ストーリー】
いつも村人に虐められているウォンザイを、自立させようとチョー等が支援するのだが、なかなか上手くいかない。

 

しかし、ウォンザイがいつもの廃寺で眠っていたところ、突如仏像が光だし、ウォンザイに人々を善人に変えるよう使命を与えたのだった。その為の特殊能力を授けられたウォンザイは、使命を胸に人々を善人に変え始めるのだが、そんなある日、事もあろうに、死んだと思われていたあの極悪人、ロイが再び村に現れた!

 

だが、ウォンザイの手により瞬く間に善人に変わった為、その噂が広まり、ウォンザイは一躍時の人となる。

 

だが、果たしてウォンザイは何の力を得たのだろうか?モウ道士の感は、その力の出処を不審に思うのだった。

 

【登場する妖怪達】
真の姿は現しませんが、妖力を発する怪しげな石が登場します。

 

【感想】
またまたキョンシーが登場しませんが、得体の知れぬ展開にドキドキしました。いよいよ次回は最終回。期待してます。

 

 

(2013年4月27日、土曜日)


下巻

【ストーリーの進展】
遂に謎の力の正体が判明する。千年妖怪が復活の為に村人達を操っていたのだが、あまりに強大な力を有している為、同じく強大な法力を持つハーマイや、善人に成ったロイ等も加わり、皆が協力して立ち向かう!

 

【新たに登場するキャラ】
千年妖怪、百年道士、北斗七星刀を守護する仙人、18人しょうにん

 

【感想】
霊幻道士シリーズ最終作と同時に、ラム・チェンインの遺作でも有る本作ですが、ラストに相応しい壮大な内容でした。出来る事ならカットされていないオリジナル版を是非鑑賞したいです。

 

 

(2013年4月27日、土曜日)