キョンシー(1980年~1989年)


『奇門遁甲 吸血拳』

邦題『奇門遁甲 吸血拳』(きもんとんこう きゅうけつけん)
英題『DEMON STRIKE』
原題?『芧山道人』
ジャンル:ちょっとエロ可笑しいカンフーアクション
1980年、香港、日本語字幕

 

監督『黄慶国』
出演
『リャン・チャージェン』
『エヴァ・リン』

 

【ストーリー】
宮廷に賊が忍び込み、黄金と吸血術の秘帖が盗まれた。吸血術は邪法で有る為、悪人の手に落ちれば大変な事態に成ってしまう。

そこで、宮廷より腕利きの隠密が派遣され、事態を収拾させようとするのだが…

 

【感想】
全編に渡りカンフーアクションの連続で、盗賊の一味を次々とやっつけていきます。好きな人にはたまらないと思います。

 

基本的にはカンフーアクションなので、吸血行為に関しては余り期待し過ぎ無い方が良いです。ホラーでは有りません。

 

吸血術使用時にはSFXみたいなチョット派手な演出も有りましたので、見た目もかっこいいです。

 

【解説】
吸血術に関しては、基本的に身体能力をパワーアップさせたり、不死身の肉体にしたりする為の術なので、吸血行為はエネルギー補給時にしかしません(ちょっとエロ可笑しい)。戦闘時には違うタイプの技を繰り出します。

 

奇問遁甲とは中国の占術の事。
本作の約1年位後に、サモ・ハン・キンポーによる元祖キョンシー映画が制作され、そこでキョンシー像を確立し、後のキョンシー映画大ヒットの火付け役と成るのだが、本作に登場する吸血術(奇門遁甲による術)は、霊幻シリーズ幽幻シリーズ等に登場する、道士の道術に良く似ています。また、吸血術を使用した者の一部には、まるでキョンシーの様な状態に成る者もいましたので、本作はキョンシー映画の亜種で有るとも言えます。

 

ネット上でDVDの画像を発見しました。おそらくは海外盤だと思いますが、DVDが存在しているようです。

 

【その他】
沢山キョンシー映画を観てきましたが、道士(術の使い手)自身が、自らの肉体をキョンシー化させる法術を行った例を観たことが無かったので、かなり斬新な映画だと思います。最新の技術でリメイクすれば大ヒットするのではないでしょうか。

 


2013/7/5(金)

私は、『VHSネットレンタルのKプラス』でこの作品を知りレンタルしました。

 

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『少林寺 破戒大師伝説』

原題『CARRY ON WISE GUY』


1984年、香港
ジャンル:アクション・コメディ

 

監督『ラウ・カーウィン』


出演
リュウ・チャーフィー』大師
『エリック・ツァン』
『ラウ・カーウィン』
『ラウ・カーヨン』

 

【ストーリー】
戦時中の中国での物語。母国(中国)を守る為、中国における日本軍の分布図を同志に渡すそうと、活動家がその分布図を命がけで運んでいたのだが、途中日本軍によって攻撃を受けてしまう。

 

もはや虫の息だった彼は、通りがかった大師にその分布図を託す。

 

そして、大義を託された大師は、彼に代わり分布図を目的地まで運ぶ旅に出るのだった。

 

【解説】
大師は逃がし屋を雇い目的地へと向かうのだが、この逃がし屋が曲者で、分布図が入った木箱に金目の物が入っていると思い込み、道中この木箱を奪おうとします。その過程でキョンシーを…

(キョンシーはおまけなので、登場シーンは長くは無いですが、割としっかり描かれており、見所の一つでも有ります。)

 

しかし、大師はたいそうなお人好しで、木箱を奪おうとしている逃がし屋をいつまでも雇っているのです。何故?

 

後は、日本軍やら売国奴の地元マフィア達が、分布図を奪おうと大師等を狙ってきます。

 

【感想】
カンフーがかっこいいし、程よくコメディ要素が含まれており、なかなか楽しめました。

 

 

2013/6/20(木)

DVD

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『カンフーゾンビ』

原題『烏龍天師招積鬼』
英題『KUNG FU ZOMBIE』
評価:★★★★☆(お勧め)
ジャンル:アクション・ホラー・コメディー
1986年、香港
収録時間:99分

 

監督『ワー・インフン』
出演
『ビリー・チョン』
『クァン・ヤンムーン』
『チャン・タオ』

 

【ストーリー】
ロー・タイ等悪党3人組は、フォン家の長男に犯行を邪魔された為、その恨みを晴らしたいのだが相手が強すぎる。その為、道士に頼みキョンシーを使って復讐しようと試みるのだが、大失敗。

 

話は変わり当のフォン家だが、正義感溢れるカンフー使いの名家で有る為、先祖代々悪党に命を狙われている。

 

ロー・タイ等だけなら簡単に退治出来そうだが、今度はタイミングの悪い事に、祖父の時代から因縁の有る殺し屋一家、レン家の跡継ぎまでもがフォン家の命を狙いに来る始末…

 

複数の敵に同時に狙われ、フォン家の運命やいかに。

 

【感想】
一見したところB級ぽいですが、ものすごく可笑しいです( ̄▽ ̄)

カンフーも本格的です。

 

一番の見所は『ロー・タイ』と頼りない『道士』のおバカ迷脇役コンビ。ドジの連続で事態がドンドン悪化し、そのおかげで物語が非常に面白い事に成って行きます。一見するとこの2人の行動は行き当たりばったりの様に見えますが(実際そういった設定なんですが)、脚本がかなり作り込まれているので、最終的には上手く話がまとまる様に成っています。

 

総合的には『幽幻』『霊幻』シリーズに勝るとも劣らぬ面白さでした。

 


2014/5/6(火)

DVD

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