『ブラッド ムーン ライジング』

原題『BLOOD MOON RISING』
評価:★★★(B級よりちょっとだけ良いかも…)
ジャンル:ホラー・コメディー
2009年、アメリカ
収録時間:82分

 

監督『ブライアン・スカバ』
出演
『レニー・ラブ』セイディ(ルーシーのひ孫)/ルーシー(悪魔の娘)
『アーロン・ネイル・トラスト』ダリル(セイディの彼氏)
『ケイト・ウェルボーン』サム(セイディの友人)
『Aaron Ginn-Forsberg』トリスタン(ルーシーの旦那/ヴァンパイア?)
『Brittney Hendricks』レイチェル(トリスタンの浮気相手)

 

【ストーリー】
悪魔率いる魔族軍団(ゾンビ、狼人間等)+宇宙人? vs 人間&ヴァンパイア?&狼人間

 

物語の中核には、魔族の軍団を人間界に呼び寄せ地球を滅亡させたいと言う、悪魔の計画したシナリオが有り、サブストーリーとして、人間の娘レイチェルに、旦那トリスタンを寝取られた悪魔の娘ルーシーによる、旦那等への復讐劇が存在します。

 

【感想】
冒頭に現れたのは、呪いで狼女にされたレイチェルの様だが、レイチェルに噛まれた人間が何故かゾンビに成り、そのゾンビに噛まれた人間が今度は…狼男に…


無茶苦茶や(°_°)

 

そう言う呪いなんだそうだが…

 

ゾンビは多少それっぽいが、狼人間は牙が生えて顔が多少毛深くなるだけ、しかも満月の夜でも無いのにずっと狼人間のままだし、強くも無い(°_°)

 

ヴァンパイアに至っては最悪で、それと思わしきキャラ(トリスタンでは無かろうか?)が登場してますが、その根拠が、作品中で「ヴァンパイアか?」と言っている事のみなので真実はよく分かりません(一応牙が確認出来ました、顔があまり毛深く無いので狼人間では無いと思いますし、霧の様に姿を消しました)多分そうなんでしょうが、それらしく無いです。

 

ストーリーはどうでもいいから、とにかく笑わそうといった感じの映画なんでしょうか?

しかし、不思議な事に、かなりのB級作品で有るにも関わらず、そこそこ楽しめてしまうのには驚きです。

好き嫌いが極端に分かれる作品だと思います。

 

【注意事項】
本作には多少コメディー要素が含まれていますが、日本語吹替音声の表現がかなりふざけた内容に成っている為、日本語吹替音声で視聴した場合、本来持っている作品のイメージとだいぶ違った感じに成ってしまいます。しかも、ストーリーとかけ離れた表現で有る為、話の流れが分かりません。

 

本来の雰囲気を楽しみたければ音声を英語にし、字幕を日本語字幕するとよいでしょう(僕は英語が分からないので、日本語字幕が正確か否かは分かりません。勿論、英語音声がコメディ風なのか、シリアスなホラー風なのかも分かりませんが、日本語字幕で鑑賞した場合はストーリーが理解出来ました。)

 


2014/3/16(日)