ジャンル:サスペンス物
    1988年、アメリカ
     
    主演『ニコラス・ケイジ』
     
    【ストーリー】
    普通に日々を過ごしていた会社員ピーター(ニコラス・ケイジ)は、ある日一夜を共にした女性に首元を噛まれてしまう。
     
    それから次第に精神的に壊れて行き、何回か彼女に噛まれるうちに、彼女はヴァンパイアで、自分もヴァンパイアに成ってしまったと思い始める様に成る。
     
    【感想】
    ピーターを噛んだのは本当にヴァンパイアなのかハッキリせず、不完全燃焼のうちに終わってしまった感じを受けました。
    唯一の救いは、ニコラス・ケイジのキチガイ役の迫真の演技でしょうか...
    残念(-。-;
    吸血鬼映画としてはつまらない...
     
    【その他】
    ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』を読めば分かりますが、
    『バンパイア・キッス』は、ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』に登場する『レンフィールド』を完全に意識して作られているのが分かります。
    言わば、ドラキュラのスピンオフ作。レンフィールドの現代ヴァージョンですね。
     
    似ている箇所
    
    ①精神科医のカウンセリングを受けている。
    ②精神的異常者
    ③吸血鬼に憧れている
    ④虫を食べる(バンパイア・キッスではゴキブリをかじってます)
    ⑤殺人を犯す
     
     
    (2012年7月7日、土曜日編集)